夢だけど、夢じゃなかった。

わたしの夢が叶った日。

わたしのこの世で一番好きな映画、作品。
それは「となりのトトロ」

小さいころからずっと観ていて、
大人になってからももちろん年に数回は観ている。

観るたびに自然とぽろぽろ涙がでてきてしまう作品なのだ。

わたしの夢は、その「となりのトトロ」を大きなスクリーンで観ること。
トトロの公開時、わたしはぎりぎり生まれていなかったので、観ていたのは小さなテレビの画面のみ。
「死ぬまでにトトロをスクリーンで観たい」と常日頃考えてました。
でもジブリって、名画座やミニシアター系でもほとんどやらないので本当に機会がなかったら、死ぬ前に映画館を貸し切って観ようと本気で考えてました。

で!!!!も!!!!!
観れちゃったの!!!!!!!!!カナダで!!!!!!

このイベントをみつけたとき、まじで狂喜乱舞した。まさかだよまさか。
チケットも速攻買った。

でもここカナダは日本の文化の浸透がすごい。もちろんたぶんカナダだけではないのだろうけどジブリだけではなくその他日本のアニメ・漫画の人気っぷりはどこの国にも負けないだろう。
トロントで一番大きな図書館に併設されているカルチャーショップみたいなところには、日本のマンガの専用コーナーがあって翻訳版からそのままの原作まで幅広い。ほかの国はほとんどない。

ということで、ジブリも結構な頻度で上演している。
もうわたしにとっては天国だ。まさかこんなに早く夢が叶っちゃうなんて。

で、行ってきました。

REVUE CINEMA


もうね、見た目から外国のおしゃれ感あるよね(ミーハー)。

Dundas West St.から徒歩圏内のこの映画館。日本でいう”名画座”のようなところ。
シーズンオフした作品や、かなり昔の作品までいろいろと上映している。
わたしはゆうてもあんまり映画に詳しくないので、どの映画が「日本では観れない!」とかがわからない…。

でもそんなこと関係なしに、本当に本当に雰囲気の良い映画館。
ticketBOXは昔ながらの感じ(撮るの忘れた…)

ticketははなんとSOLDOUT!!!


入ってすぐバーがあってそれもおしゃれ。照明が素敵。

なかはこんな感じ。

キャパ数とかはよくわからないけど、早稲田松竹の1.5倍くらいの広さかな。いや、1.2倍くらいかしら。


テンション上がりすぎて必死にトトロ(指人形)を撮影する。

もちろんビール飲んだ。
このトトロが可愛すぎて、ポスターも買いました。
最近ビール日記更新してないなあ…。

今回飲んだのはHIGH PARK Brewery のAcross the Pondというビールでした。おいしかったよ。

ビール飲みながらトトロを観れちゃうなんて、オトナになったな…。なんておもいつつ。

すると司会者が登場。この企画は「THROWBACK CINEMA」といって何か月かに一回やるイベントらしい。「過去を振り返る」的な意味なんだけど、名画を上映というよりかは「童心に返る」という企画なのかも?次のイベントも昔の洋アニメだったし。

で司会者が一言、
「みんな元気?今回もこのイベントが始まるわよ~
わたしがトトロって言ったらトトロって元気よく返してね~(適当訳)」
といって司会者が
「TOTOROoooo!」と叫ぶと、
オーディエンスも
「TOTOROOOOOOOOOOOOOoooooooooo!」と言って超大盛り上がり。

「すごい、、、、なんだこのノリは…」と思ったけど、こんなにもトトロが愛されていることに本当に本当に感動してそこでまず泣いた。
だってさ、30年前の小さな島国の作品がこんな海を越え世代を超え愛されているなんて、すごすぎないか。
駿さんに乾杯。

そして初スクリーン、初英語吹き替えでトトロ。
そもそもまずジブリの青いトトロのロゴ登場で泣く。
「さんぽ」が流れる。

「さんぽ」の「あっるっこ~、あっるっこ~♪」は
「Hey! Let's Go! Hey! Let's Go!♪」だった。ウケた。

そして終始感動の涙を流しまくり上映が終了しました。
とってもとっっっっっっっても良かったんだけど、


2点ほど気になった点。
トトロの声が地獄から這い上がってきた怪物みたいな声してて怖かった…。
ねこバスの声も吹き替えしていたんだけど、こちらは高めの声で、
猫なで声まではいかないけどかなりにゃんにゃんしている声だった。

この方たちは吹き替えなくていいじゃない…?と思ってしまった。ゴメン…笑



映画を観に来たひとはやっぱりジブリマニアな人が多くて、グッズを持っていたりむしろトトロのパーカーとか着ているひとがいたり。


この子はトトロが大好きらしくて、ポシェットも靴下もトトロだったよ。かわゆい。

最初この子のママがトトロの服を着ているのをみて声をかけてみたんだけど、
「うちの娘も好きなの!みてみて。」と紹介してくれた。
カメラは恥ずかしがってたけど撮らせてくれました。Thank you!

さらに偶然にもわたしの後ろの席で。

トトロが夜にメイとサツキちゃんのおうちに来て、どんぐりたちを成長させるおまじないをするシーンで
いきなり立ち上がて通路に出たと思ったら、
なんと一緒に背伸びをしておまじないをしはじめたの~!!!!
もうほんとかわいくてかわいくて仕方なかった。


こういうひとたちを観ていると親子2代3代にわたって愛されている作品て本当に偉大だな、と思った。
わたしももし子どもがいたら、きっと一緒にトトロを観て、一緒にさんぽを歌ってたんだろうな。


わたしがジブリを好きな理由の一つに、
「さまざまな家族のカタチがある」というものがある。

トトロにしろ魔女の宅急便にしろ、ほぼ全ても作品に「家族」がテーマのシーンが存在している。
「ハウルの動く城」のソフィーとハウルとマルクルのつながりだってある種の家族のカタチだとわたしは考えていて。
わたし自身は「家族」というものがあまり良いものではなくて、そういった自分のアコガレや夢みたいなものが表されているものがジブリのアニメーションで。

「家族」というよりかはもうちょっと抽象的な「人とのつながり(relationship)」とも言えるかもな。
でも「家族」のほうが、わたしの考えのニュアンスに近いかな。。。

まあともかく、わたしが体験したことのない、温かいつながり・やりとりが表現されているところに無条件に感動して、知らずのうちに涙が出ているんだ。



そんな自分の思考が現実化した、そんな日だった。



神さま、ありがとう。
ここに来てよかったって、初めて思ったかもしれない。













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